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妊娠中のインフルエンザの予防接種、受けても大丈夫?

妊娠・出産

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寒い冬になると、必ず猛威をふるうインフルエンザ
インフルエンザが流行するのは12月~3月と言われていますが、地域によっては早めに流行してしまう事もあり「早く予防接種しなきゃ!」と思う一方で「インフルエンザの予防接種って、お腹の赤ちゃんに影響はないの?」と心配になるママも多いのではないでしょうか。

◆インフルエンザのワクチンって一体何?効果はあるの?

そもそも、インフルエンザの予防接種は効果があるのでしょうか?
中には「予防接種をしたけどインフルエンザにかかった」と予防接種に対する不信感を持つ方もいます。

まず、インフルエンザのワクチンは「不活化ワクチン」と呼ばれるのもで、インフルエンザウィルスを薬品などで死滅させて毒性をなくし、予防に必要な成分のみをワクチンにしたものです。
予防接種をしてウィルスが体内に入っても、毒性が無いので増殖をして悪さをする事がありません。

インフルエンザの予防接種は、ワクチンを打つ事によりインフルエンザウィルスに対して抵抗力を高め、インフルエンザを軽くする事や重篤な合併症などを予防する目的で作られています。
そのため、予防接種をしたからと言って、必ずインフルエンザにかからないというものではないのです。

また、ワクチン接種後すぐにインフルエンザの抗体ができるわけではなく、抗体ができるまで接種後約2週間ほどかかり、1ヶ月でピークを迎えます。
個人差はありますが、予防接種の効果は約2週間~約5ヶ月くらいです。

◆妊娠中のインフルエンザの予防接種、胎児への影響は?

では、インフルエンザワクチンの胎児への影響ですが、上に記した通り、ワクチンは毒性が無いので、お腹の赤ちゃんに対する悪影響はとても少ないと言われています。

特に妊娠中は免疫力が低下してしまうため、インフルエンザにかかる事により母体が重症化しやすい傾向にあり、流産や早産を招く危険性もあります。
妊娠中にインフルエンザの予防接種を受けることで抗体が胎児に移行して、生まれた赤ちゃんがインフルエンザにかかりにくくなるという報告もあるそうです。
そのため、最近では、妊娠中のインフルエンザの予防接種は推奨されています。

妊娠初期(妊娠16週目)までは胎児の状態が不安定なため、予防接種はさけられる傾向にありますが、インフルエンザが大流行していたり、大勢の人と接触する機会がある人などは接種を勧められる場合もあるので、医師に相談をしてみましょう。

また、一般的に使用されているインフルエンザのワクチンにはチメロサール(有機水銀)という防腐剤が使用されています。
ワクチンに使われるチメロサールはごく微量で、体外に排出されやすい性質があり、問題ないと言われていますがクリニックによっては防腐剤フリーのワクチンを使用しているところもありますので確認みるといいでしょう。

◆妊娠中のインフルエンザワクチン、副反応が心配だけど?

今までインフルエンザワクチンを受けて、注射部分の腫れや痛みが出たり、頭痛や発熱といった症状がでた事がないでしょうか?
このような症状を副反応といい、免疫の付与以外であらわれる反応の事を言います。
これらの症状は2~3日で消えることがほとんどです。

妊娠している時と妊娠していない時では、副反応がでる確率が変わらないので、妊娠しているからと言って特に気にする必要はないでしょう。

気をつけたいのが、稀におこるアナフィラキシー(重度のアレルギー)などの重度の副反応です。
これらの副反応はワクチン接種後30分以内に出る可能性が高いので、30分間は病院内で待機しましょう。

また、インフルエンザワクチンは卵から作られているため、少量の卵の成分が残っています。
重度の卵アレルギーでない場合、接種する事が可能ですが、重度の卵アレルギーの人、卵を食べてアナフィラキシーをおこした事がある人は、皮膚テストを行ったうえでワクチンを打つ、などするようです。
軽度、重度に関係なく、卵アレルギーがある人は事前に医師に相談をしましょう。

予防接種をしたからと言って、インフルエンザにかからないわけでは決してありません。
なるべく人ごみを避け、外から帰ったら必ずうがい・手洗いをしましょう。
妊娠中のインフルエンザは特に気をつけたいですね。

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    中学生、小学生、幼児の3人の子を持つsasaと申します。
    妊娠中・出産後・育児のトラブルや疑問に思ったことなどをまとめてみましたので、お役に立てれば幸いです。

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