妊娠・出産の知識&トラブル大辞典

妊娠中のカンジダ膣炎、お腹の赤ちゃんへの影響は大丈夫?

妊娠・出産

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妊娠中はホルモンバランスの乱れや免疫力の低下などで、妊娠していない時よりもカンジダ膣炎かかりやすくなります。
デリケートゾーンの強烈な痒みとカッテージチーズや酒粕のような白いボソボソとしたおりものが特徴ですが、場所が場所だけに病院に相談しずらいママの多いのではないでしょうか?
さらに「カンジダ膣炎は胎児には影響はないの?」「市販の治療薬を使っても大丈夫?」「お薬を使うことで赤ちゃんへの影響は?」などの心配ごともありますよね。

◆カンジダ膣炎の原因

まず、カンジダ膣炎とはカンジダ菌が異常増殖しておこる病気です。
カンジダ菌はもともと、皮膚や口の中、膣の中など体の中に生息する常在菌で、普段は体に影響はありません。
そして普段は膣の中のデーデルライン桿菌という乳酸菌が膣内を酸性に保ち雑菌などの繁殖から守ってくれていますが、ホルモンバランスの乱れや免疫力の低下、抗生物質の影響、ストレスなどの原因で膣内がアルカリ性に傾くとカンジダ菌が増殖しやすい環境になり、カンジダ膣炎になってしまうのです。
そのため、実は女性にとっては割とポピュラーな病気で、カンジダを性病と勘違いする方もいますが、性交経験がない方でも発症します。
また、カンジダ膣炎は一度かかると癖になると言われていて、何回もかかる方もいます。

最初に書いたように、妊娠中は妊娠前よりもホルモンバランスが崩れ、免疫力も低下してしまいますので、カンジダ膣炎にかかりやすくなるのです。

◆カンジダ膣炎、赤ちゃんへの影響は?

妊娠中のカンジダ膣炎は胎児への影響は特にありませんが、出産までに完治しないと出産するときに赤ちゃんに感染することがあります。
産道を通る時に、膣の中のカンジダが赤ちゃんに感染し、口腔カンジダ症(鵞口瘡・がこうそう)という病気になります。
口腔カンジダ症は、口の中のカンジダ菌が増殖しておこる病気で、赤ちゃんの口の中にミルクかすのような白いカビ(カンジダ菌)が付着し、取ろうとしてもなかなか取る事ができず、無理に取ろうとすると傷つけて出血します。
ほとんどは無症状ですが、中には痛みが出たりミルクや母乳の飲みが悪くなったりします。
また、口の中のカンジダ菌を飲みこみ、うんちの中に出ることで、カンジダによるおむつかぶれになってしまう事もあります。
普通のおむつかぶれと症状が似ていますが、カンジダおむつかぶれと普通のおむつかぶれの治療薬が全く違うので、普通のおむつかぶれ用のステロイド薬を使うと症状が悪化してしまいます。

赤ちゃんの生死にかかわるような病気ではないですが、妊娠中のカンジダ膣炎はきちんと治療をして出産までに完治するのが望ましいです。
もし、出産までに完治できなかった場合は、感染防止の点滴を打ちながらの出産になります。

◆カンジダ膣炎の薬は赤ちゃんに影響はないの?

妊娠中のカンジダ膣炎は通常と同じように抗真菌薬の膣座薬と塗り薬で治療し、約1~2週間で完治します。
「カンジダ膣炎の治療薬は妊娠中に使用して大丈夫なの?」と心配になるママもいると思いますが、胎児には影響はないと言われています。
むしろ、放置しておくことで出産時に赤ちゃんに影響をあたえてしまいますので、カンジダ膣炎と思われる症状がでたら早めに産婦人科を受診しましょう。
また、最近ではカンジダ膣炎を治療する市販薬がドラッグストアなどで販売されていますが、妊娠中は自己判断で薬を使う事はせず、必ず医師に相談をしましょう。

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    中学生、小学生、幼児の3人の子を持つsasaと申します。
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