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産後の尿漏れ・・・いつになったら治るの?原因と対策法

産後

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尿漏れは妊娠中だけではなく、出産後にもおこりやすいというのをご存じですか?
尿漏れをおこし、ショックを受けるママもいるとは思いますが、妊娠中や出産後は尿漏れをおこしやすいものなのです。
産後の尿漏れは大体3~4ヶ月くらいで治ると言われていますが、中にはずっと尿漏れが回復せず、悩むママもいるのではないでしょうか。

◆産後の尿漏れはおこりやすいの?その原因とは

産後に尿漏れがおこりやすい原因は2つほどあります。
まず、妊娠中は胎児の成長に合わせて大きくなった子宮が膀胱を圧迫する事で尿漏れがおこりやすくなります。
出産しても子宮はすぐには元の大きさにもどらず時間をかけてだんだんと小さくなっていくもの。
産後しばらくはまだ子宮が膀胱を圧迫しているので、産後も尿漏れがおこりやすい状態になるのです。

もう一つは、出産の時に骨盤底筋を負担をかけてしまうことです。
骨盤底筋は骨盤の底にあり、子宮や膀胱を落ちないように支えている筋肉で、産道(膣)や尿道も骨盤底筋にあります。
出産になると赤ちゃんは産道を通って生まれてくるため、骨盤底筋は伸びたり切れたりと損傷を受けることになります。
骨盤底筋を締めることで尿漏れを防ぐ事ができるので、出産後のダメージを受けている骨盤底筋では尿道をしっかりと締めるできず尿漏れをおこしてしまうのです。
もちろん、出産をしたからと言って必ず尿漏れをおこすわけではありませんが、難産でお産が長引いてしまうとその分骨盤底筋のダメージは大きくなるので、尿漏れのリスクも高まります。

◆産後の尿漏れの予防と対策法は?

産後の尿漏れは上記のような理由から、ある程度は仕方がない事です。
しかし、妊娠中と産後にどのように過ごすかにより尿漏れからなるべく早く回復する事も可能です。

■ 妊娠中に気をつけたい事
妊娠中は食べ過ぎに気をつけて肥満妊婦にならないように気をつけましょう。
肥満になると産道に脂肪がつき難産の原因になるだけではなく、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になるリスクが高まります。
難産になると骨盤底筋へのダメージは大きくなるので、尿漏れだけではなく尿が出ないなどの排尿障害になる事も。

■ 産後に気をつけたい事
産後はとにかく無理をしないように気を付けましょう。
今は昔と違い、体を動かしたほうが産後の回復は早いと言われていますがあくまで「無理のない範囲で」の話です。
体調がいい時でも無理をせず、疲れたらきちんと休みましょう。
あちこち動き回ったり、重いものを持ったりするのは厳禁です。

また、産後直後のお腹を引き締めるためのウエストニッパーやガードル、腹筋運動は骨盤底筋に負担がかかってしまうため、産後1ヶ月以降からはじめましょう。

骨盤底筋のダメージをきちんと回復しないままにしてしまうと、産後直後は大丈夫でも歳をとってから尿漏れなどに悩まされる事もあります。

◆骨盤底筋を鍛えるトレーニング

骨盤底筋を鍛えるトレーニングを紹介します。
トレーニングを始める時期は会陰の痛みが回復する頃から。
「仰向けに寝て」行う方法と「椅子に座って」行う方法がありますが、どちらもリラックスした状態で足を肩幅くらいに開いて行います。
ポイントとしては、呼吸をしながら行う事、お腹や背中など骨盤底筋以外に力を入れない事です。

1分間を1回として行います。
肛門、膣、尿道に力を入れて引き締めます。
慣れないうちは5秒から、慣れてきたら12~14秒引き締めて、あとの1分間の残りの時間(引き締めが12~14秒だったら、46~48秒)は体の力を抜きます。
このトレーニングを10回(10分間)行いましょう。

※注)妊娠中は骨盤底筋を鍛えるトレーニングは行わないようにしましょう。
正しくトレーニングができていないと、早産などを引き起こす可能性があります。

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    中学生、小学生、幼児の3人の子を持つsasaと申します。
    妊娠中・出産後・育児のトラブルや疑問に思ったことなどをまとめてみましたので、お役に立てれば幸いです。

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