妊娠中毒症について
妊娠中毒症とは、高血圧、尿タンパク、むくみ(浮腫)のうちの1つ、
もしくは2つ以上の症状が見られ、その症状が妊娠前から持っている症状でないものをいいます。
妊娠8ヶ月以降の後期に症状が出やすく、約1割程度の妊婦が妊娠中毒症を発症します。
以前は妊娠中毒症は妊娠後期に起こる「つわり」と考えられていたようです。
しかし現在では、つわりとはまったく違い別物であるということがわかっています。
妊娠中期などに早めに妊娠中毒症を発症した場合、悪化する傾向があります。
重症になると母子共に大変危険な状態になり、
半数近くの人に、高血圧やタンパク尿の後遺症を残すことがあります。
原因についてはまだはっきりとわかっていませんが、
妊娠にうまく対応できない人がなることが多いと考えられています。
現在では産婦人科学会により名前も妊娠中毒症から
妊娠高血圧症候群に改められ、むくみは項目から外されています。
むくみは妊婦の約3割に見られるために
妊娠中毒症に結びつけることが間違いだとされたからです。
しかし、定義から外されたことを危険に思う専門家も多いようです。
定期健診においては妊娠中毒症の早期発見のため、
尿検査、血圧測定、むくみの検査は検診のたびに実施している病院がほとんどです。
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